一般的に言われている「シミ」です。年齢に伴って出現します。年々大きくなったり、濃くなったり、個数が増えていきます。レーザー治療できれいにとれます。
両頬にみられるつぶつぶのシミです。シミとは異なり、子どもの頃からみられます。夏になると濃くなったりします。レーザー治療できれいにとれます。
30~40歳代の女性で両頬にみられる境界のはっきりしない、ぼんやりとしたクスミのことです。産後に濃くなります。紫外線、妊娠、経口避妊薬、化粧や洗顔のし過ぎなどでひどくなります。
治療としてはトラネキサム酸内服薬、こすり過ぎ・洗い過ぎなどの改善指導、ハイドロキノン外用があります。
両頬~鼻、前額にみられる青~茶色調のあざです。中高生の頃から存在する方もいらっしゃいます。レーザー治療は可能ですが完治するまで時間がかかります。
御存じ「ほくろ」です。黒い円形のできものです。加齢に関係なくみられます。平坦なものから丸くドーム状にもりあがったものまでさまざまな形態をとります。稀に悪性の場合もありますので注意が必要です。レーザーできれいにとれます。
やけどの痕や虫刺されなど、皮膚に炎症が起きた後にできるシミの事です。
レーザー治療ではなかなかとれませんので、ハイドロキノンや遮光、摩擦の予防などで徐々に軽減していきます。化粧やクレンジングなどのこする刺激で両頬に色素沈着ができている方がいらっしゃいます。刺激をやめれば速やかに改善することが多いです。
子どもの頃からみられる茶色のあざです。保険適応の疾患です。レーザー治療が可能です。しかし再発率が高いのが特徴です。
<ピコレーザーって何?>
当院でシミ取りはピコレーザーを照射します。ピコレーザーは、従来のレーザーと比較して非常に短い間隔で照射する事が可能です。なんの事やらさっぱりわからない方がほとんどだと思いますので、説明しますね。ピコ秒で照射できるのです。つまりピコ秒という機能になった事で従来のレーザーよりハイスペックになったと思ってください。携帯でいうとガラケーからスマホに進化したと理解してください。
いやいやスペックが上がったのはわかったけどそもそもピコ秒ってなに?って思った方、以下ご参照ください。くどい内容になりますのでスペックが上がっただけで満足した方は読み飛ばしてください。ピコ秒は1兆分の1秒のこと。従来からあるレーザーはナノ秒でした。ナノ秒は10億分の1秒のことです。
<ナノ秒とピコ秒でそんなに違うの?>
実は、照射されているレーザー自体の見た目はさほど変わりません。ただ施術後の患部の経過がナノ秒とピコ秒ではだいぶ変わってきます。一般的に照射幅が短ければ短いほどメラニン(色素)のみを破壊することができ、コラーゲンやヘモグロビンの正常組織には極力ダメージを与えません。そのため、最低限のパワーで、瘢痕(きずあと)を残さずにレーザー治療を行う事ができるのです。
<結局、どういう効果があるの?>
ピコレーザーは、しみ、そばかす、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)に効果的です!肝斑、炎症後色素沈着には効果がありません。
まずは、診察予約をお取りください!(診察予約はこちら>)
①初診時にカウンセリングし肌の状態を診察します。
②1カ月後にレーザー照射を行います。
③患部に麻酔クリームを15分間塗ります。
④麻酔クリームをきれいに拭き取ったあと、レーザーを照射します(15分程度)。
⑤クーリングし、腫れがひいたら帰宅いただけます。
※不明点があれば診察時やカウンセリング時にお気軽にお尋ねください!
①施術後2週間は、炎症を抑えるために、ステロイドの軟膏を施術部位に塗布してもらいます。(1回/日、夜間のみ)
②軟膏は200円にて購入になります。
③照射部位は摩擦・日焼けによる色素沈着を起こしやすくなります。日中は日焼け止めの使用を徹底してください。
④レーザー照射後、洗顔・お化粧は可能です。
⑤かさぶたを無理に剥がすと擦過創になるおそれがあります。