母が看護助手として働いていたので、子どもの頃から漠然と医療職への憧れがありました。高校のときに母からすすめられたこともあり、まずは准看護師の資格取得を目指したのですが、実習が楽しく、看護師として関われることの幅広さにも魅力を感じて、正看護師の資格を取得しようと決意しました。

私自身もシミに悩んでいた時期があり、当院のインスタグラムやYouTubeを見ていたんです。結婚を機にこちらに引っ越したのですが、そのときちょうど採用情報があり応募しました。以前は総合病院のICUに勤めていて、正社員としてクリニックで働くのは初。皮膚科は悩みを抱える患者さんに深く寄り添えると思い、チャレンジしてみようと思いました。

美容皮膚科は施術を重ねていく中で、患者さんの肌がどんどんきれいになっていきます。自信を持たれていく姿を間近で見ることができるのは、やりがいを感じますね。ニキビで悩まれているかたも多いですが、薬の使い方などをアドバイスして効果が出てくると、人の役に立てている実感もあってうれしいです。

私が看護師を志したのは妹と祖母の存在が大きいんです。実は先に看護師を目指していたのは妹。看護師になるために勉強したり、努力したりする姿をそばで見て、人の役に立てるとても尊い仕事なんだと感じたのが、私も同じ道を歩もうと思ったきっかけです。もう一つは、祖母が病気で入退院を繰り返す姿を見たこと。私自身に医療の知識があれば、少しでも支えになれるのではないかと考え、看護師の道を志しました。

別の医療機関で働いていましたが、引っ越しを機に、地域に根差したクリニックに転職したいと思っていました。皮膚科は全く経験のない分野でしたが、特に当院が力を入れる美容皮膚科は、見た目だけでなく、心の健康にも寄り添えるところに興味を引かれました。

当院が力を入れている施術の一つに医療脱毛がありますが、更に専門性のある技術・知識を提供できるよう先日、「脱毛士」の資格を取得したんです。こうした新しい技術や知識を院内で共有して、より質の高い美容医療を提供できるようになることが、私自身のやりがいにつながっています。