父が医師だったので、私自身も自然と医療の道を志すようになりました。誇りを持ちながら仕事をする姿を見ていたのは大きかったですね。さまざまな分野を経験した上で、父と同じ皮膚科医の道を歩み始め、2017年にひかり皮ふ科・美容皮膚科を開業しました。

開院以来、保険診療から自費診療まで幅広い皮膚科医療を提供しています。中でも美容医療のニーズは年々高まっており、当院もメニューを拡充してきました。多くのかたのお悩みに寄り添えるのはもちろん、私自身レーザー治療への関心が高かったこともあり、近年は特に美容分野に注力し、専門性の高いクリニックとして信頼していただいています。
美容皮膚科の分野は日々進化しているため、新しいものを取り入れることは重要です。ただ、必ずしも新しいから正しいわけではありません。今は美容ブームかつSNSでさまざまな情報が得られる時代。目新しい技術は注目されるかもしれませんが、効果がなくては意味がありません。だからこそ当院では、新たな薬や機器を取り入れる際にじっくりと検証し、実際に効果が確認できてから患者さんに提供するようにしています。レーザー一つとっても、何に対して効くのか、本当に必要な治療なのか、判断した上で情報を伝えてあげることが大切。これは以前から強く心がけていることなんです。

技術や知識は大切ですが、それは働きながらでも身に付けられます。スキル以上に重視するのは、周囲と協力し合い、和やかな関係を築けること。クリニックで働く上では、理事長はもとより、スタッフ間のコミュニケーションが大切です。協調性を持って周囲とコミュニケーションを取りながら、楽しく円滑に仕事を進められるかたに来ていただけたらと思います。

本当に頼もしく、信頼しています。日々の業務に感謝しているのはもちろん、クリニックの運営やPRなどに関して、積極的に意見を出してくれるのもありがたいですね。よほどまずいと思えば止めますが、ノーと言ったことはほとんどなく、私はゴーサインを出すだけです（笑）