一般皮膚科
美容皮膚科
手や足、口腔内に小さい水疱やぶつぶつができる疾患です。コクサッキーウイルスによる経口感染、接触感染が原因であると一般的に言われています。感染してから症状が出現するまでは平均して3日間程度と言われています。
手のひらや足の裏に小さい水疱や丘疹がパラパラと多発して見られるのが特徴です。
最近の手足口病では臀部などにも症状がみられることが多いようです。接触機会が多い子供の発症が多いです。
一般的に全身状態は良好で、微熱がある程度です。口腔内の症状がある場合は痛みのため、食欲不振や飲み物を飲まなくなり脱水を起こす場合がございます。発熱が続く場合や、食事摂取が困難な場合は、早期に受診することをおススメします。
1~2週間程度で症状がおさまることがほとんどです。
手足口病の原因ウイルスに対する治療薬はありません。手洗いををしっかりするといった一般的な指導になります。発熱、下痢などの症状がある場合は脱水などに気をつける必要があります。