うおのめ・タコ(保険診療)

うおのめ・タコ(保険診療) 2018-08-22T05:32:07+00:00

うおのめとタコはともに部分的に皮膚の一番表面にある角質層が厚くなってできた状態です。

外部の物理的刺激が長期間加わる事で生じます。

逆に言えば外部の物理的刺激から皮膚を守るための反応性の変化で厚くなるのです。

加重の加わりやすい足や手、肘、臀部によくみられます。
男性よりも女性に多くみられ、履物や座り方の影響と考えられます。

〇うおのめとタコはどう違うのですか?

うおのめは皮膚の内側に向けてできる事が多く、
中心に芯があり圧迫が加わると痛みます。

一方タコは皮膚の外側に向かって厚くなっていきます。
そのためタコの場合は痛みがあまりなく、むしろ感覚が鈍くなっています。

タコは正座をする人の膝や足、
学生や事務職のペンダコが知られています。

〇治療はどうするのですか?

当院では皮膚をふやかす作用のあるスピール膏を患部に貼付し、
柔らかくしてから削る処置を行います。
➀初診時に医師の診察をしてから、スピール膏を処方します。

➁2~3日おきにスピール膏を貼り換えます。
➂1週間後に再度受診し、削る処置を行います。

〇うおのめとタコの予防法はありますか?

うおのめは合わない靴を習慣的に履いている方が多いため、
自分の足にあった靴に変えていただくと再発を予防できます。
爪の生え方が悪い場合や足の指関節、
骨の変形が原因の事もあるためこの場合は皮膚科や整形外科で治療する必要があります。

タコは職業や習慣により生ずることが多いためできる限り物理的な刺激をさけていただきます。

またタコは汗かきの人にはできにくいことが知られており、
皮膚表面の水分が刺激を和らげると考えられています。

尿素軟膏や保湿剤を予防的に塗布する事も効果的です。